2009-01-01から1年間の記事一覧

 「だから、コーヒーにはスジャータ。」羽海野チカ『羽海野チカブログ 〜海の近くの遊園地〜』

しかし、私の一押しブログは... 『羽海野チカブログ 〜海の近くの遊園地〜』 さるさる日記の時から まんが共々愛読しております。 大好きです。 なんだか とても疲れておりまして 母に会いたいのは ほんとは私なのです なぜスジャータがいいか… ミルク味が濃…

 「映画は人生を3倍面白くしてくれた」エドワード・ヤン監督『ヤンヤン 夏の想い出』

『ドゥームスデイ』 劇場の外を出たとたん、全て忘れてしまう映画。(いい意味で) 人がゴミのようでした。 女性を主人公に、ひたすらかっこよく見せてくれたところに座布団一枚。 主人公が同性であるということ以外に キャラクターに感情移入できなかったの…

 顔文字・絵文字が登場しないことも共通点。

今日は 有名人のブログ。 「心がおぼつかない夜に」酒井若菜オフィシャルブログ『ネオン堂』 泣ける... やっぱりこの子はええ子や。 これ読んでPCの前で「自分も酒井若菜を発見してた!」と叫んだ人、いるだろうな。 私も 叫んだ。 椿鬼奴の鬼奴に乾杯! 律儀…

“Don't ever call me” クリス・エヴァンス『セルラー』

『コネクテッド』 元ネタ『セルラー』よりもスゴイ、という触れ込みでしたが それぞれの良さがあると思うので 好みの問題のような気もします。 『コネクテッド』は、人物造形と人間関係がウエットになって アクションを出来うるかぎり山盛りにした感じ。 ka…

 「世の中が変われば 私も変わります。もっと稼げるかもしれません」芦川いづみ『幕末太陽傳』

『幕末太陽傳』昭和32年 監督/川島雄三 久しぶりに見た。しかもスクリーンで。 このたび気になったのは、音。 落語のお囃子に通じる三味線や太鼓の音からバグパイプ、オルゴール。 特にオルゴールが印象的だった。 女郎たちや攘夷の志士たちが オルゴール(…

 「過去を振り返らない街」 『ブラタモリ』タモリ

『ブラタモリ』 秋葉原の回 過去を振り返らない街 なるほど。このタモリさんによる秋葉原のこの定義が、私にはとても新鮮でした。 ところで、メイド案内所のメイドさんから「呼びたいように呼んでください」と言われ 「お前」と呼ぶタモリさんに 何故かどき…

 「ムーちゃん!」『犬猫』監督/井口奈巳

『イングロリアス・バスターズ』 パンフレットの町山智浩さんの解説に感動してしまう。 ところで、この映画にひとりでいらっしゃるご婦人方の姿を見かけると嬉しい。 かっこいい!と思って。 『正義のゆくえ I.C.E特別捜査官』 全国で29館でしか上映していな…

 後悔、ほんとに先に立たず

電車に乗ろうと 急いでいたら エレベーターの場所を探している方がいたので 引き返してお伝えしたところ、 近くのスーパーを聞かれ 「エレベーターを下りて右に曲がって200メートルくらい先の左手です」と答え エレベーターの乗り口で別れ 改札を通ったもの…

 「白い小指の いとしさが 忘れられない」

『悲しき口笛』1949年 監督/家城巳代治 出演/菅井一郎、津島恵子、美空ひばり 美空ひばりが 噴水の周りで「悲しき口笛」を歌う映画のラストでは、ずっと鳥肌たってた。 「自由労働者」たちの存在が効いてる。 彼らの中で明るさと楽しさと希望そのものである…

 「世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう」『悲しき熱帯』レヴィ=ストロース

レヴィ=ストロースが亡くなったニュースに驚いた。 既に亡くなったと思っていたから。でもあるし、もちろん 亡くなってしまったこそそのものに。 そのくらい伝説な大きな存在、というイメージ。 文化人類学の講義の時、本を読んだ。名前も繰り返し耳にした…

 困ったことに

胃が痛い。 がんがん痛い。 困ったことに ロメールの映画が見たい。

「人生は要約できねえんだよ」伊坂幸太郎『モダンタイムス』

『ゴールデンスランバー』と同時期に書かれていて、確かにテーマが似ている。 でも、最初と最後を考え、連載しながら間を埋めていったという書き方からか なんとなくいきあたりばったりな感じが なきにしもあらず。 もちろん、面白くてぐんぐん読んでしまっ…

 マギー・スミスとかヘレン・ミレンとか

「カールじいさんの空飛ぶ家」の予告を見て、じいさんとばあさんの姿にきゅんきゅんし、 「ジェイン・オースティン 秘められた恋」の予告を見て、マギー・スミスの登場に内心大盛り上がり。お年を召している方々に テンションがあがる今日この頃。 「ゴール…

 『俺たちに明日はない』についての、いくつかのこと

ボニーの視点で見ると、ブランチはわめき散らす足手まといの女。 でも、橋本治はこう語ったと言う。 そこが"家庭"じゃなかったら、ボニーにだって居ようはある。"意識的な女"というのは、個的にならざるをえなきゃならない訳だから、孤独であることには強い…

 脇役の日。

明らかに 自分が自分の人生の主役ではない1日を過ごしてしまう。 DVD『ラースと、その彼女』 大名作。 DVD『女が階段をあがる時』『女の中にいる他人』『稲妻』 どれも良かったけれど、個人的には『稲妻』がよかった。 続けて2回見た。 「幸福なんて、お前、…

 誰の力にもなれない夜

『NOISE』 初めての爆音上映。 「もっと!」と思う。 『冷たい水』 オリヴィエ・アサイヤス監督作品を、私は語れない。 (じゃあ完璧に語れる作品が他にあるのか、といわれると すっごい困るけど) アサイヤス監督の使う音楽のことを私は良くしらないし、特…

 「怒ってるんじゃない。“愛”なんだよ」MJ

『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』 松たか子 ああ松たか子 松たか子(感想、以上) だって かわいすぎるよ松さんは。大好きです。 そして、広末涼子は『おくりびと』より一歩進んだ、あんなシーンまで。 一体どうなってしまうのか。(とはいえ、格好は不…

「キャメラを手にしたら説明書なんか読むな。知らないボタンがあったらとりあえず押せ」松江哲明 <ドキュメンタリー監督・松江哲明の「こんなマンガで徹夜したい!」 vol.12>より

「サイゾー」web版に連載中の松江監督のマンガの記事も 毎回楽しみにしています。 http://www.cyzo.com/2009/10/post_3063.html 今回は『おいピータン!! 』。わあい。 伊藤理佐作品が家にある女の子が好きという、 松江監督が私は好きだ。 …それにしても、松…

 今日もチャップリン

『不灯港』 独特のテンポ、科白まわし、しゃれた小物づかい。 なんだろう、これ。好きだなあ。 …と思っていたら、これはチャップリンだったのですね。なるほどなるほど。 ストーリーの型といい、 笑わせ方といい(確かにバーで主人公・万造が女の人に花を渡…

 チャップリン日和

今、伊坂幸太郎の『モダンタイムス』を読んでいる。 電車の中で立って読むには多少つらい大きさと厚さと重さだけれど、 出がけに雨が降っていたから持ってきた傘もあって ちょっとかさばるけれど、 問題なし。 なぜなら、特別版、だから(昨日参照)。 今日…

 でかした、自分。

図書館から 貸し出しの予約をしていた伊坂幸太郎の『モダンタイムス』が 貸し出し可能になった旨の連絡があった。 わあい。 いそいそ借りに行く。 『モダンタイムス』が読めるというだけでも嬉しいのに、 しかも <特別版>、だった。 モーニング連載時のイ…

はてなスターありがたし。

スター、ありがとうございます。 付けていただいた場所が また 嬉し。 感謝です。

「アベ死んでちょーかなしい」

-石井ゆかりさんのTwitterで見かけた、外国の方によるTMGEについてのつぶやき。 「Futoshi Abe of Thee Michelle Gun Elephant died in July of cancer. makes me ridiculously sad.」 <アベ死んでちょーかなしい>、とは、石井さん訳。 ちょっといい話。 …

 「私はあなたを愛してもいますね。ご迷惑かもしれないですけど」森繁久彌

NHKでアンコール放送された、森繁久彌さんと杉村春子さんの対談より。 あくまで、真面目な顔でおっしゃったところが、良かった。

「花の命は短くて 苦しき事のみ多かり」林芙美子

「花の命は短くて 苦しき事のみ多かりき」は「浮雲」の最後に示される林芙美子の詩。ただし、これはあくまで部分。 詩の中では前後があるのだ。 それを読むと、随分印象が異なるのが不思議。上の部分に続く言葉も書くと…… 花のいのちはみじかくて 苦しきこと…

 杉村春子を発見した日

映画をそれなりに見ているものの、なかなか感想などを書くまでに至らなくて悔しい。 この数週間ほどに観られらたものを、挙げてみてもいいですか。公開年など書かず、乱暴で失礼。 「ヴェルサイユの子」 うーん…。 「クララ・シューマン」 うーんうーん…。私…

 「寝てる時とご飯を食べてる時かな」『14才のハラワタ』2009年 監督・脚本/佐山もえみ

この映画のレビューを映画情報サイト「INTRO」に書かせていただいたところ、 プレスシートにも引用していただけて、とても嬉しい。ありがとうございました。 しかも、三木聡監督と本橋成一監督と、 更に! 松江哲明監督と同じところに載せていただけて…… 感…

レンタル店にて自意識過剰

書店やDVDレンタル店に行った時、 置かれている本が斜めになっていたり、 並べてあるDVDがきちんと棚に収まってなかったりすると、 つい直してしまう。 今朝も どこかの 誰かが これ借りよーかなー、と DVDを並んでいる棚から取り出したものの やっぱ やーめ…

どうにも好きで。

あああああああああああ 見たい!「あんにょん由美香」が見たい!一体いつになったら見られるんだ、もう。と松江哲明監督のブログを読んで身悶えする日々が、もうずっと続いている。 そもそも「童貞。をプロデュース」を見て 仕掛けの見事さとそれを映画とし…

ポルトガル語も猫の言葉

ところで、私はポルトガルで『フィンランド語は猫の言葉』を思い出さずにはいられなかった。 何故かというと、ポルトガル語も猫の言葉、だったからだ。 新しい国に入る前に、 いくつかの挨拶と「ありがとう」「いくらですか」「お願いします」「すみません」…