世界の全ての映画


けれども結局、
レンタルビデオ/DVD店が
見ることのできる映画を決めているという現実は あるのだよなあ。


それは言い換えれば、
その映画が この世に存在する/しないの一面を
決めているということなのかもしれない。


「回転が悪いので その映画は入荷しません」なんて
回転で その映画の存在を決められることになる。
映画の良し悪しや価値は 回転では決まらないのだけれど。


大切なのは、選べることだと 思う。
良いも悪いも、老いも若きも、
日本も海外も、マイナーもメジャーも
いろいろあって いろいろ選べる。
そういう環境がほしい。
でも残念ながら、レンタルビデオ/DVD店は営利団体だから
そういうわけにも いかないのだろう。


レンタルビデオ/DVD店にある映画が
世界の全ての映画ではないことを
今日もTSUTAYAで映画を帰りていくみんなが
知っていて くれますように。