パターンな予告。


ホノカアボーイ」を見に行く。


...ボーイ、どうでもいい。
倍賞千恵子が... ビーが... ああ。


しかし、映画の上映前に見た予告が
予想外に面白かった。
だって 邦画の予告の作られ方が
内容にかかわらず ほとんど同じなんだもの。


最初に ばあん!と大きな音を立ててツカんでから、
テンポの速い曲に合わせて、カットを細かくつないでいく。
そのあと 曲のテンポを落として
叙情的なシーンの長めのカットを持ってきて...


そんな作り方も、
ミステリアスな映画や アクション映画の予告なら分かる。
だから「真夏のオリオン」は よしとしても、
劔岳 点の記」まで 同じように作るのはどうなのだろう。
たぶん このパターンで作る映画ではないはず。
4、5人くらい劔岳から突き落とされて
犯人探しが始まりそうな勢い。
2時間超えの地味な内容の映画だから
こういう予告にしたのかも知れないけれど
観客を誤って誘導することは
長い目で見れば 幸せな結果を生まないように 思う。


最近残念だった予告といえば「ダウト」。
メリル・ストリープが、とにかく駆けつける。
疑わしきフィリップ・シーモア・ホフマンなどの元に
彼女が再三にわたって駆けつけるのだろうなあ、
大変そうだなあ ということは分かるのだけれど、
結局似た感じのシーンが繰り返し登場するので ちょっと飽きる。
予告としては とても もったいない。