「(譲れないものは)ないです。ないない。そんなものあってはいけないんです。多分」(『情熱大陸』麻生久美子)

朝行った図書館で 貼ってあったポスターに 前を歩く人が数秒足をとめて見つめ、歩き去った。
何があるのだ、と思って 見ると、「ハーフェス」の麻生久美子のポスターだった。


私も 思わず足をとめた。そして、夜。


人は、譲れないものがないと いけないと思っていた。


そうでは なかったんだ。


個性がないことが 個性。
何もないことが 何かを感じさせる。
からっぽであることに 何かがつまっている。


一昨年、麻生さんの舞台挨拶を取材したときも 惚れ直したけれど、
水のような彼女に
またまた 惚れ直した。


『honnin』掲載の吉田豪さんのインタビューも いいです。

hon-nin列伝 セキララなオンナたち (本人本)

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