吉祥寺≒宇宙

先日、
映画「グーグーだって猫である」公開キャンペーンで
犬童一心監督と小泉今日子さんの記者会見に
参加させていただきました。


こんなの、私が言うまでもありませんが。
小泉さんは、やはり素敵。
自然体、という言葉を使うことが 野暮なくらい、
ふわっとした空気の中にも 自分がある、
軽やかな感じの方でした。
周囲に そよ風と
陽の光に透ける緑の葉が見える、みたいな。
このたび、役得でした。ふふふ。


結局 掲載した記事には入れられなかったのですが、
犬童監督の印象的だったお話が ひとつ。



グーグーだって猫である』の著者である
漫画界の巨匠・大島弓子さんが
2001年宇宙の旅」の公開時に 座談会に参加した時のこと。


あまり話さなかった大島さんが
座談会の終わりに ひとこと、こう言ったという。


「私だったら 「2001年宇宙の旅」を 吉祥寺を舞台にして描きます」と。


…ああ。
大島弓子、らしい。



映画「グーグーだって猫である」は、
そんな話をされた犬童監督だからこそか、
吉祥寺が 世界や宇宙とつながっている
そんな趣き、です。


…でも 私としては、
犬童監督のオリジナル作品が 見たいのです。
渡辺あやさん 脚本で。
だめかなあ。